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最近ネット上で「Webマーケティング」というワードを聞くことが非常に多くなりました。
主にWeb広告やビジネス系インフルエンサーたちの発信からだと考えられます。
そんなことから、現在Webマーケティングビジネスに需要が集まっていることは、皆さんもなんとなく感じているはずです。
中には、実際にWebマーケティングスキルを身に付け、ビジネスを始めてみたいと考える方々も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、
「そもそもWebマーケティングとは?」
という疑問にお答えしていきたいと思います。
本記事を最後まで読んでいただければ、Webマーケティングの大枠を理解できるようになり、皆さんの今度のビジネスに活かすことも可能になるはずです。
では、Webマーケティングとは一体どんなビジネスなのか、そしてWebマーケターと呼ばれる人たちは一体どのようにして稼いでいるのか、簡単に解説していきます。
Webマーケティングとは?
Webマーケティングというものを理解するには、まず「マーケティング」についてしっかりと学ぶ必要があります。
しかし、世の中にはその意味を正確に理解できていない人が多く存在します。
そもそもマーケティングって何?
よくある勘違いが、
マーケティング=「集客」
という理解の仕方です。
絶望的に外れているわけではありませんが、これは間違いです。
実際、マーケティングを一言で表すことは非常に難しいのですが、敢えて一言で表すならば「モノ・サービスが売れ続ける仕組みを作ること」です。
つまり、
商品の企画 → 集客 → 販売
この流れ中でモノ・サービスが売れ続ける仕組みを作るまでの全トータルプロセスがそれにあたります。
つまり、ビジネスのほぼすべてのプロセスがマーケティング活動になるのです。
Webマーケティングとは?
結論からいうと、Webマーケティングとは先程説明したマーケティング活動をWeb上で行うことを指します。
「マーケティングの究極のゴールは営業活動をなくすこと」
↑マーケティングの神様と呼ばれるドラッカー氏の言葉です。
つまり、それこそがモノ・サービスが売れ続ける仕組みを完璧に作れている状態になります。
その仕組みを作る上で、Webの力を使うことこそが現代では圧倒的に有効な手段なのです。
Webマーケティングの重要性
一昔前まで企画した商品を世の人々に認知してもらうことは、非常に大変なことでした。
しかし、現代ではその難易度がグッと下がっています。
インターネットが普及したためです。
引用元:総務省「通信利用動向調査」
上記の資料を見ていただければわかるように、インターネットの利用率は2019年時点で約90%に達しています。
一人一台スマートフォンを持っている時代ですので、当然といえば当然です。
この時代、ビジネスにWebを活用しない手はありません。
むしろWeb上でマーケティングができなければ、ビジネスは成長させられないともいえる程です。
Webマーケティングを施策することで、届けたい情報を届けたい人に発信することは容易にできるようなりました。
それにより、今SNSの活用が非常に注目を集めているわけです。
Webマーケティングのメリット(6つ)
では、Webマーケティングをビジネスで活用する具体的なメリットについてお話ししていきます。
① 世界規模で情報発信ができる
インターネットを利用することで、世界中どこへでも情報発信をすることが可能になりました。
このインターネット最大のメリットをビジネスに活用しない手はありません。
② スピードが速い
インターネット上はスピード感が半場ないです。
テレビCMなんかと比べてみて下さい。
実は私たちが普段目にしているテレビCMですが、実際に放送されるまでには長い工程があり、最低でも1~2ヶ月という時間がかかります。
それに比べてWeb上では、早ければ一時間程度で広告を公開することが可能です。
③ 低コスト
テレビCMは一本広告を作成し、放送するまでに数百万円というコストがかかります。
Web広告の種類はさまざまであるため一概にはいえませんが、圧倒的低コストです。
コストを自由に設定できるため、広告の規模も簡単に調節することができます。
さらに、SNS運用に関してはコスト0でマーケティング活動をすることが可能です。
④ 効果測定ができる
Webマーケティングでは効果測定が容易に行えます。
ここがWebマーケティング最大のメリットだという方も実は多いです。
この点もテレビCMと比較すると分かりやすいのですが、テレビCMはその広告を出したことでどれほどの効果を得られたのかを測定することが非常に難しいのです。
確かに、アンケート調査などを通して統計で効果測定をすることは可能ですが、正確な数字を得ることはできません。
しかしWeb上では、
- 何人が広告を目にしたか
- 何人が広告をクリックしたか
- 何人が広告を通じて商品の購入をしたか
など、その広告の効果を厳密に可視化することができます。
つまり、試しに一度広告を出してみて、お客さんの反応を見ながら分析・改善をして戦略を練ることも可能になったのです。
⑤ ターゲットの絞り込みができる
Web広告では、ターゲットを細分化して広告を打つことが容易になりました。
「渋谷区在住の20代女性」
って感じでターゲットを絞り込むことも可能です。
ターゲットを絞ってマーケティングを行いたい場合には非常に最適です。
⑥ 難易度が高すぎない
正直、Webマーケティングで稼いでいくのは簡単なことではありません。
勉強することも多いですし、競合も多いです。
しかし、この分野はまだまだ歴史が短いため、他のビジネスに比べれば難易度は比較的低いといえます。
中には「15歳で月収1000万円達成!」なんてインフルエンサーもいるくらいです。
しっかり勉強し、努力を継続していければきちんと結果が出ます。
※Webマーケティングのデメリット
実際、Webマーケティングにはメリットだらけではありません。
- 変化が著しいため、スキル維持が大変
- Web上で信頼を得るのに時間がかかる
- 商品・サービスの価値が伝わりにくい場合がある
など、デメリットもしっかりあります。
しかし、メリットの方が圧倒的に大きいことは間違いないです。
Webマーケターの仕事
Webマーケターとは、その名の通りWebマーケティングを行う仕事です。
つまり、
「モノ・サービスが売れ続ける仕組みを作る仕事」
それこそがWebマーケターなのです。
そして、Webマーケターにとって一番の役目は、
「モノ・サービスが売れ続けるための“最適解”を導き出すこと」になります。
例えば、今の時代SNS運用は非常に重要なWebマーケティング施策となってきています。
しかし、クライアントから仕事の依頼を受けたWebマーケターがSNS運用に関する施策しか打てなければ、その施策は“最適解”とは言えないかもしれません。
SEO対策や広告など、売上を上げたいビジネスと相性が良い施策を同時に打つことができれば、それがより良い成果を上げられる“最適解”になる場合だって十分にあり得えます。
マーケティングでは、基本的に次のようなプロセスで施策を打っていきます。
認知 → 興味・関心 → 集客 → 信頼構築 → 販売
つまり、Webマーケターの本来の仕事は、
「上記のプロセスに沿いながら、モノ・サービスが売れ続ける仕組みを作る上での“最適解”を導き出し、必要な施策を打つこと」
であるのです。
その“最適解”を導き出すため、Webマーケターにはさまざまな施策に関する知識と経験が求められるというわけです。
Webマーケターの仕事
SEO対策やSNS運用、広告などの施策を打つ仕事
モノ・サービスが売れ続ける仕組みを作る上での“最適解”を導き出し、必要な施策を打つ仕事
主なWebマーケティング施策15選
次はWebマーケターたちが具体的にどのような施策を実行して売上を上げているのか、主な施策を紹介していきたいと思います。
① Webサイト運用
まずはWebサイト運用です。
最近では、企業や個人などのクライアントからの依頼でWebサイトを制作する「Webデザイナー」と呼ばれる仕事も増えています。
単価が高く、フリーランスであれば一件5~20万円程、経験・実績を積めば一件30万円ほどの仕事を受注することも可能です。
WordPressなどのコンテンツ管理システムが普及したことで、その難易度はだんだんと下がっています。
Webサイト運用は、Webマーケティングにおいて基礎中の基礎です。
② SEO(検索エンジン最適化)
SEO(Search Engine Optimizatio)とは、「検索エンジン最適化」を意味します。
検索エンジン(GoogleやYahoo!など)でユーザーが自社の商品・サービスに関連するキーワードを検索したとき、検索結果で上位表示して自社ページへのアクセスを増加させることが目的です。
近年では、ユーザーのニーズに応えられる質のコンテンツが上位表示される傾向にあります。
検索エンジンのアルゴリズムをしっかりと分析し、有益なコンテンツを構築する工夫が必要です。
③ リスティング広告
リスティング広告とは、検索エンジンでキーワード検索した時に一番上に表示されるテキスト形式の広告のことを指します。
検索キーワードと関連した広告を表示できるため、SEO対策と同等もしくはそれ以上のアクセス増加が期待できるのです。
キーワード単位でオークション形式の入札が行われ、「サイトの品質評価×入札額」で点数の高い順に掲載順位が決定します。
コスト0のSEO対策に対してリスティング広告は有料になりますが、手っ取り早く上位表示を狙いたい場合、この施策はとても有効だといえるでしょう。
④ MEO(マップエンジン最適化)
MEO(Map Engine Optimization)とは、「マップエンジン最適化」を意味します。
Googleマップに登録されている店舗の検索順位を上昇させる対策のことで、対象は実店舗です。
対策に成功すればGoogleマップ内だけではなく、Googleの検索結果でも上位表示されるようになります。
⑤ アフィリエイト広告
アフィリエイト広告とは、広告主がアフィリエイター(広告をブログなどに掲載する人)にブログやSNSなどで商品・サービスを紹介してもらい、自社サイトに誘導するという方法です。
その多くは成果報酬型を採用しているため、自社サイトを訪問したユーザーが商品購入やサービス契約などのアクションを起こした場合、費用が発生する仕組みになっています。
また、アフィリエイターとして商品・サービスを紹介し、報酬を受け取って稼ぐというのも稼ぎ方のひとつです。
⑥ アドネットワーク広告
アドネットワーク広告とは、複数の広告媒体(ブログやソーシャルメディアなど)が集められた広告配信ネットワークの中で、まとめて広告を配信する仕組みのことを指します。
ひとつひとつWebサイトに広告掲載を依頼するのは手間がかかります。
また、効果の高い媒体を探し出すのも大変です。
アドネットワーク広告を利用すれば、それらを一手に引き受けてもらうことができます。
さらに、多媒体から情報発信をするので、アクセス増加も期待できるのです。
⑦ リターゲティング広告
リターゲティング広告とは、一度自社サイトを訪れたユーザーをサイト離脱後に追跡して広告を再表示する方法です。
一度訪問したWebサイトの広告が他のWebサイトでも表示された、なんて経験が皆さんもあるのではないでしょうか。
一度離脱したサイト訪問者に対して、接触回数を増やすことで興味関心をもってもらうことが目的です。
⑧ YouTube広告
YouTube広告とは名前の通り、YouTube内に掲載できる動画形態の広告を指します。
従来のテキスト広告やディスプレイ広告とは異なり、動画でユーザーにアプローチすることが可能になりました。
他の動画プラットホームに比べてユーザー数が格段に多く利用者層も幅広いため、動画広告を出すのであれば YouTube 広告がおすすめです。
⑨ YouTube運用
YouTube運用が広告としての役割が担うこともあります。
もちろん、動画コンテンツを収益化して広告収入で稼ぐことも可能です。
しかし最近では、集客をして売上を上げることや影響力を上げることなどを目的としたYouTube運用も非常に多くなってきました。
また、動画編集スキルを身に付けていれば案件を受注して稼ぐこともできるので、動画編集で副業収入を得ることもおすすめです。
⑩ SNS広告
SNS広告とは、TwitterやInstagram、FacebookやTikTokなどといったSNSに広告を出す方法です。
年齢、地域、職種、興味・関心などといった細かいところまでターゲットを絞り込むことができます。
スマホユーザーの増加に伴ってSNSの利用者数も増加しているため、最近ではSNSで検索をかける人も多く、SNS広告の需要がだんだんと高まっているのです。
⑪ SNS運用
- LINE
- TikTok
- Clubhouse
などなど。
YouTube運用と同様、集客して売上を上げることや影響力を上げることなどを目的としたSNS運用が今主流になってきています。
さらに、最近ではSNS上でマネタイズをすることも可能になりました。
先程少しお話しした15歳で月収1000万円を達成したインフルエンサーは、SNS運用から
マネタイズを成功させています。
今の時代、SNS運用からのマネタイズは決して難しいことではないのです。
SNS運用はコストがほとんどかからないため、将来性は抜群です。
今の時代、この「SNS運用」がWebマーケティングで一番重要になる施策と言っても過言でありません!
⑫ オンラインセミナー
オンラインセミナーのメリットは、オフラインイベントに比べて参加障壁が低いことです。
また、実際に喋る機会を設けることが可能なので、他の集客施策よりも強い接点を作れることも特徴のひとつです。
見込み客とより深い関係を構築できたり、新規で見込み客を獲得できるチャンスにもなるかもしれません。
⑬ LPO(ランディングページ最適化)
ランディングページ(Landing Page)とは、検索結果や広告などを経由して訪問者が最初にアクセスする縦長ページのことを指します。
略して「LP」なんて言ったりもしますね!
このランディングページがユーザーにとって魅力的でないと、Webサイトからすぐに離脱されてしまいます。
そのため、webサイトの訪問者が魅力的に感じるランディングページへと改善していく必要があるのです。
これがLPO(ランディングページ最適化)です。
⑭ EFO(入力フォーム最適化)
EFO(入力フォーム最適化)とは、Webサイトの入力フォームの仕様やデザインを利用しやすく改善を行うことを指します。
入力フォームは主にユーザの個人情報を入力するために利用されます。
入力項目が多い、仕様がわかりにくいといった理由からストレスを感じ、途中で離脱してしまうケースも少なくありません。
本当に入力して欲しい情報だけを入力してもらい、極力ユーザーに負担をかけないようにすることで離脱率は大きく下がるのです。
⑮ メールマーケティング
メールマーケティングとは、メールを用いてマーケティングの目的を達成するようユーザー自らに行動してもらうことを指します。
目的達成のため、ユーザーに対してどんな内容のメール送り、どのような行動を促せば良いのかを考え、戦略的にメールコンテンツを配信していくというものです。
以上、Webマーケタ―が行う主な施策15選になります。
もう一度言わせて下さい!
ここで紹介したようなWebマーケティング施策を打つことがWebマーケターの仕事ではありません。
モノ・サービスが売れ続ける仕組みを作る上での“最適解”を導き出し、必要な施策を打つことこそがWebマーケターの仕事です。
正直、この点を間違えている情報発信者は非常に多いので、注意が必要です。
最後に
途中でお話ししたように、Webマーケティングはまだまだ歴史が短いため、他のビジネスに比べれば難易度が比較的低いといえます。
需要も益々増えていくでしょう。
もし本記事を読んだことで、
「Webマーケティングビジネスに興味を持った」
「Webマーケティングビジネスに挑戦してみたくなった」
という方がいましたら、私は非常に嬉しく思います。
私は皆さんのWebマーケティングビジネスの第一歩を全力で応援したいです!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!(^▽^)/